第二話 針のムシロ | 長男のヨメ

第二話 針のムシロ

1月6日


姑は帰ってきた。


一晩かよ


もちろんご機嫌はウルトラマックス悪い。


第一声が


「あなた私の部屋のお掃除終わったの?」


いや、あの、今朝7時で・・

洗濯とか子供のごはんとか・・


「いえ、これからです」


とゆうと


ハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっ


っとでっかいため息。


いきなし冷蔵庫を磨き始めた!


そこからもーー

ぶつぶつ文句いいまクリスティ!


ずーっと無視してたんやけど

もう子供らかわいそう!

ほんと針のムシロで

じーーっとだまってた。


そして緊張のあまり

お茶をこぼしてしまったまなちゃん。


キッと目をにらみ


「まなちゃんはなんでそんなんなの!お茶を拭くとシミができるのよ!」


泣く長女


「泣いてもだめ!」


泣くのをこらえようとする長女

我慢できなくなったあたしは反撃にでることに。


「おかあさんは長いこと生きてきて一度もお茶をこぼしたことないんですね?」


「ないわよ!」と言い切る姑。


「お正月にこぼしてたじゃないですか(笑)醤油もこぼしてたし(笑)あ、もうおぼえてませんか?(笑)」


今までで一番本気で反撃した。

姑はバカにされるのがキライなので

心底バカにして反撃した。




戦いの火蓋は切って落とされた




でも後悔なんてしてません