第壱話 言った、言わないのセカイ | 長男のヨメ

第壱話 言った、言わないのセカイ

1月5日


朝電話が鳴った


婦人会の出席を今後姑ではなく

私にでてもらい

姑は老人会のほうへ入会してくれ


との内容。


姑朝からブチ切れる。


「今までどんなけ参加してやったとおもてんの!

 老人会てお年寄りヴぁっかりで私はいられへんわよ!」


触らぬ神にたたりなし

とりあえず無視することにした。


「あなた、来週の日曜日集会らしいけど絶対行きなさいよ!」


いきなし言われた


「いや、でも子供休みやし・・・連れていってもいいんですか?」


ときくと


「あかんわよ!そんなん食事会に子供連れて行ったら迷惑でしょ!」


ほんならどないすんねんと思いつつ


「それならお断りしますね?」


と言うと


「そんなん私が行かせなかったと思われるやないの!!」


ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ文句言い始めた姑


めんどくさかったので2階にあがろうとしたら


「あなたが行きたくないってゆうてると言っておくわね」


ぉい


「え、そんなん私ゆうてませんけど」


ちょっとキレぎみで答えてみた。


「ゆうてないゆうけどゆうたやんか!

 お断りするゆうてたよね?」


ハァ・・


「言った、言わないのセカイじゃないねん!」


意味不明


「もう電話しとくから!」


ドタドタと自分の部屋へ行った。


もう、どうでもいいわw



昼もなるべく顔合わさないようにして


舅が帰るといきなし文句!


「おとうさん、この子な 婦人会のお食事会誘われてるのにいかへんゆうてな

 私もうご近所に合わす顔ないわよ!

 子供かて私面倒みるからゆうてるのに・・・」


なんか話変わってるし

イライラして


「おかあさんね、ちゃんと思い出して説明できないのなら

 話すのはやめたほうがいいんじゃないですか?

 私行かないとはゆうてませんよね?

 なんていいました?

 連れて行ったら迷惑やておかあさんが言いましたよね?

 それでお断りするゆうただけじゃないですか。

 おかあさん一言でも子供見るといいましたか?

 ゆうてないですよね?・・・」


と反撃

姑絶句


「私がお嫁にきたときに姑に逆らうなんてなかったのにー!」


と叫んで

義妹んとこに行きました 笑


舅は姑の性格を良く知ってるだけあり


「悪いなぁ」


と笑っていました。


一緒に笑っときましたが



笑いごとじゃねーよ